
ひとりちゃん
朝に少し余裕がある日は、気になる本を数ページ開いてみませんか。読む時間は、睡眠や朝の支度に無理のない範囲で決めましょう。
朝の読書は、日々の予定に本を開く時間を置く一つの方法です。朝食後の数分や、支度が終わった後の待ち時間など、自分の生活に合うところから試せます。
この記事では、朝に読書を楽しむ5つの視点と、始めるための4つの手順を紹介します。15分は時間の取り方の例であり、毎日のノルマではありません。
朝読書とは?自分の生活に合う時間を探す
朝読書は、朝の時間に本を読むことです。起床直後に限らず、朝食や身支度の後でも構いません。最初は短い一節だけでも、まとまった章を読んでも、自分が使える時間に合わせます。
朝の余裕と、眠気を確かめる
朝の支度、家事、仕事や通学の予定を見て、落ち着いて座れる時間があるか考えてみましょう。眠気が強い朝や、予定が詰まっている日は、読書を別の時間に回して構いません。
朝を読書に向く時間と決めつけず、実際に読んでみて「文章を追いやすいか」「支度を急ぐことにならないか」を確かめます。時間帯の名前より、自分の生活に合っているかを目安にしてください。
通知から少し離れて、本を開く
本を読もうとしても別の画面を見てしまうなら、必要な連絡や出発時刻の確認を済ませてから、読書の間だけ通知を調整する方法があります。紙の本ならスマートフォンを別の場所に置き、電子書籍なら読む画面を先に開いておきます。
始める時刻より、終える目安を決める
「出発の支度を始める時刻まで」「この一節まで」のように区切ると、次の予定に移りやすくなります。読書のために睡眠時間を削ることを前提にしないでください。
朝の読書を楽しむ5つの視点
その日に本から受け取りたいものに合わせて、読み方を選んでみましょう。物語を味わう、言葉を調べるなど、気になったところから楽しめます。
① 知らなかった言葉や知識に出会う
気になるテーマの本を開き、初めて知った言葉や説明を一つ拾ってみましょう。分からない言葉はその場で全部調べず、後で確かめたいものだけメモする方法もあります。
例えば、仕事の入門書なら知りたかった用語、旅の本なら訪ねてみたい場所など、自分が気になったことを残します。次に続きを読みたい所にも、目印を付けておけます。
② 一つの文章を、区切って読む
あれこれ気になる朝は、短い一節だけ読むと決めてみます。読み終えたら本を閉じ、「何が書かれていたか」を自分の言葉で思い返す方法があります。
内容が頭に入りにくければ、読む範囲を短くしたり、後で読み直したりして構いません。気が散ることを、その日の失敗と考えなくても大丈夫です。
③ 登場人物や書き手の見方をたどる
小説やエッセイでは、「この人は何を大切にしているのだろう」「自分ならどう感じるだろう」と考えながら読んでみる楽しみがあります。自分と違う意見に出会ったら、賛成できる点と引っ掛かる点を分けてみてもよいでしょう。
人物の気持ちを一つの正解に決めず、文章にある言葉や場面を手がかりにします。気になる一節を後で読み返すこともできます。
④ 日常で試したいアイデアを拾う
実用書を読むなら、暮らしや仕事で試してみたい工夫を一つ探してみましょう。例えば、料理本の段取り、片付け本の分類方法など、身近な場面に置き換えて考えられます。
書かれている方法が使える条件や、自分の状況との違いも確認します。思い付いた案はメモに残し、朝の読書中に実行まで済ませなくても構いません。
⑤ 自分の好みや感想を残す
「この言い回しが好き」「今日はこの話題が気になった」と、一言だけ感想を書いてみる方法もあります。後で見返すと、次に読みたい本を探す材料になります。
記録しないで物語を楽しむだけの日があっても構いません。続けた日数を競うより、今の自分が読みたいものや、心地よく読める量を探してみてください。
朝読書を始めるための具体的なステップ
ステップ①:睡眠と支度を確保して、読める時間を選ぶ
まずは普段の朝の流れを見て、使えそうな時間を探します。「朝食の片付け後に5分」「出発準備が終わってから一節」など、小さく区切る方法があります。
無理に15分早く起きる必要はありません。早起きで睡眠が足りなくなるなら、朝以外の時間を選びましょう。試した後は、眠気や支度への影響を見て、開始時刻や読む量を調整します。
ステップ②:本を選び、再開する場所を準備する
物語の続きを楽しみたいなら小説、言葉に触れたいなら詩やエッセイ、調べたいことがあれば実用書など、今の興味から選びます。前の晩に読む本を一冊決め、しおりを挟んでおきます。朝に座る場所の近くなど、取り出しやすく通路の邪魔にならない所へ置きましょう。
電子書籍なら、読む作品を開いておくか、すぐ見つけられる場所にしておきます。必要な連絡を見逃さない範囲で通知を調整し、何を読むか探す時間を減らします。
ステップ③:朝の状況に合わせて、読む範囲を決める
その日の予定に合わせて、どこまで読むかを決めます。一節だけ、次の見出しまで、決めた時刻までなど、中断しやすい区切りを選んでください。朝の状況に合わせた読み方の例をまとめました。
| 朝の状況の例 | 読み方の例 | 終える目安 |
|---|---|---|
| 数分だけ空いている | 短い一節や、前日の続きに触れる | 一節の終わりや決めた時刻 |
| 15分ほど落ち着いて座れる | 気になる章を読む、物語を少し進める | タイマーや次の予定の前 |
| 途中で呼ばれやすい | 区切りの短い文章を選ぶ | しおりを挟んで、いつでも休む |
| 眠い、朝の予定に余裕がない | 読書を昼や休日に回す | 本を選んでおくだけでもよい |
ステップ④:必要なら、次に読む場所をメモする
記録が役立ちそうなら、「書名・読んだ場所・気になったこと」を短く残します。日付やページ数を細かく管理するより、次にどこから読めばよいか分かる形を選びましょう。
例えば「第2章の途中。次は図の説明から」と書けば、後で再開するときの目印になります。記録が負担なら、しおりだけでも構いません。
朝読書に関するよくある質問
- 朝が苦手で早起きできません。それでも朝読書はできますか?
-
普段の起床時刻のまま、朝食後や支度が終わった後に余裕があれば試せます。眠気が強い、予定に余裕がない場合は、昼や休日に読んでも構いません。朝に読むことを義務にしなくて大丈夫です。
- 何冊かを並行して読んでもよいですか?
-
構いません。物語の続きと短いエッセイなど、気分や使える時間で選ぶ方法もあります。どこまで読んだか分からなくなるなら、しおりや一言メモを使い、扱いやすい冊数に調整しましょう。
- 毎朝15分、読み続ける必要はありますか?
-
15分は時間を区切る例で、効果を得るための条件ではありません。短く始めたり、読める日だけにしたりできます。読了する冊数も本の長さや読み方で変わるので、読書の時間と朝の予定が両立する形を探しましょう。
まとめ|無理のない朝に、気になる一節から
- 睡眠と朝の支度を確保し、読める時間があるか確かめる
- 前の晩に本を選び、しおりを挟んでおく
- ジャンルを決めつけず、今の興味と使える時間から選ぶ
- 終える時刻や区切りを決め、必要なら再開場所をメモする
- 朝が合わなければ、別の時間に読み方を変える
まずは気になる本を一冊選び、余裕のある朝に開いてみてください。数ページを楽しむ日も、続きを読むのを楽しみに閉じる日も、自分の生活に合わせて続け方を選べます。

