ひとり暮らしで猫を迎えるなら、留守中の世話、住まい、費用を先に決めておきましょう。かわいさや癒やしだけでなく、体調を崩した日や自分が入院したときにも世話を続けられる準備が必要です。
迎える前に確認したい4つのこと
- 住まい:猫の飼育が認められているか。頭数、設備、退去時の条件も管理会社へ確認する
- 時間:仕事の日に、食事、トイレ、遊び、体調の確認を誰がするか
- 費用:食費や消耗品に加え、予防や治療、留守中の世話に使うお金を用意できるか
- 支援:自分が世話できないときに頼める人や施設があるか
アレルギーがある、猫に触れると症状が出る場合は、飼う前に医師へ相談してください。「この品種なら大丈夫」とは判断できません。米国アレルギー・喘息・免疫学会の案内では、すべての猫がアレルゲンを作ると説明しています。
外泊するなら、世話をする人を手配する
自動給餌器や給水器は、日々の世話を補う道具です。食べたか、吐いていないか、排せつしているかなどの確認まで任せることはできません。外泊や長時間の外出では、知人やペットシッター、預かり施設を手配しましょう。
子猫、高齢の猫、病気のある猫は、さらにこまめな世話が必要です。留守番の方法は年齢や健康状態、普段の様子に合わせて相談してください。Cats Protectionの留守番の案内も参考になります。
頼む人には、餌の種類と量、薬、トイレ、脱走しやすい場所、動物病院の連絡先を伝えます。鍵の受け渡しと緊急時の診療の相談まで、出発前に済ませておきましょう。
必要な物は、普段使っている物も聞いてから
迎え先に、食べているフードやトイレの砂、落ち着く場所を聞いておくと準備しやすくなります。まずは食事、排せつ、休息、移動に必要な物をそろえます。
- 体格に合うキャリー
- トイレと砂、掃除用品
- 年齢や健康状態に合うフード、食器と水入れ
- 落ち着いて隠れたり休んだりできる場所
- 爪とぎと、安全に遊べるおもちゃ
- 窓や玄関の脱走対策
紐、小さくちぎれる物、薬、洗剤、危険な植物などは猫が触れない場所へしまいます。高い場所を用意する場合も、棚の固定や転落しやすい隙間を確認してください。
費用は、初期・毎月・臨時に分ける
| 区分 | 見積もるもの |
|---|---|
| 迎えるとき | 購入・譲渡の費用、健康確認、必要な用品、住まいの追加費用 |
| 毎月 | フード、トイレ用品、消耗品、冷暖房、必要なら保険料 |
| 臨時 | 診療・治療、用品の交換、ペットシッターや預かり施設 |
譲渡でも、医療費などの負担が必要な場合があります。何を含む金額なのかを迎え先へ確認しましょう。保険を選ぶなら、保険料だけでなく、対象外の病気や支払限度なども確認し、自分で用意する予備費と合わせて考えます。
猫は、品種名だけで決めない
実際に会ったときの様子だけでなく、これまでの暮らし、留守番、ほかの動物との関係、治療歴などを迎え先へ聞いてください。保護猫の譲渡では、単身者への条件や後見人の要否が決められている場合もあります。
留守番の寂しさ対策だけで、もう一匹を迎えないようにしましょう。猫同士の相性、別々に休める場所、それぞれの世話と診療費まで必要になります。
迎えた後は、普段の様子を知る
食べる量、飲む水、排せつ、動き方を日々見ておきます。無理に抱いたり追いかけたりせず、猫が落ち着ける場所を用意しましょう。気になる変化があるときは、動物病院に相談してください。
診療を受けられる病院と、夜間・休日の連絡先も確認しておきます。キャリーは受診の日だけ出すのではなく、普段から慣れる機会を作ると準備しやすくなります。
よくある質問
仕事で留守が多くても飼えますか?
留守の長さだけでなく、猫の年齢や健康状態、世話を頼める人がいるかで考えます。迎え先に勤務時間を伝え、その猫に必要な世話を続けられるか確認しましょう。
自動給餌器があれば、旅行中も一匹で大丈夫ですか?
旅行中は世話をする人や預かり先を手配してください。機器は、体調の確認や故障時の対応をする人の代わりにはなりません。
一匹より二匹のほうが留守番に向いていますか?
頭数を増やせば解決するとは限りません。猫同士の関係と、必要な場所・費用・世話を含めて判断します。
迎える準備を詳しく知りたい方へ
初めて猫を迎えるときの準備もあわせてご覧ください。

