自己啓発本を選ぶなら、「仕事の優先順位を決めたい」「人との話し方を見直したい」など、今気になっていることを一つ決めると探しやすくなります。有名な本から順番に読む必要はありません。
ここでは、仕事、人間関係、お金、暮らしの習慣を考える12冊を紹介します。目次や試し読みで、知りたいことが載っているか、文章が読みやすいかを確かめてみてください。
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考え方や大切にしたいことを整理する3冊
1.『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』スティーブン・R・コヴィー
主体的に動くこと、優先順位、相手の話を理解することなどを、7つの習慣に分けて扱う本です。仕事と暮らしの両方で、自分が何を大切にしたいか考えるときの候補になります。
版やサイズが複数あるため、持ち歩きたい人は大きさや重さも見て選びましょう。出版社の書籍案内(新書サイズ)
2.『マインドセット「やればできる!」の研究』キャロル・S・ドゥエック
能力や失敗をどう受け止めるかを扱います。勉強や仕事でうまくいかなかったときに、「自分には向かない」と結論を出す前に、取り組み方を考え直したい人の候補です。結果だけでなく、次に試したい方法を考えながら読んでみましょう。出版社の内容紹介
3.『嫌われる勇気』岸見一郎・古賀史健
哲学者と青年の対話を通じて、アドラーの思想を紹介する本です。他人の評価や人間関係について、会話の形で考えをたどりたいときに選べます。やり取りの中で気になる問いを、自分ならどう答えるか考えながら読めます。出版社の内容紹介
仕事の進め方を見直す2冊
4.『エッセンシャル思考』グレッグ・マキューン
多くのことを同時にこなすより、重要なものを選んで取り組む方法を扱います。予定や依頼で手いっぱいのとき、何を優先し、何を減らせるか考えるための一冊です。仕事で周囲との調整が必要なら、役割や期限を話し合いながら取り入れましょう。出版社の内容紹介と目次
5.『ゼロ秒思考』赤羽雄二
A4用紙にメモを書き、考えを言葉にする方法を紹介しています。頭の中だけで考え続けてまとまらないときや、企画の材料を書き出したいときの候補です。まず一つのテーマで書いてみて、使いやすいか試してみましょう。出版社の内容紹介
人とのやり取りを考える2冊
6.『人を動かす』デール・カーネギー
人との接し方や伝え方を、事例とともに考える本です。話を聞く場面や意見を伝える場面を振り返りたいときに選べます。相手の返事を思いどおりに変えるためではなく、互いに話しやすいやり取りを考える読み方ができます。原著の出版社案内(英語)
7.『影響力の武器[新版]』ロバート・B・チャルディーニ
人が依頼を受け入れたり、商品を選んだりする際の心理を扱います。新版は7つの原理を取り上げ、ネット上の広告や口コミの事例も加えています。説得される場面の仕組みを知りたい人に向く内容です。出版社の新版案内
お金との付き合い方を考える2冊
8.『改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん』ロバート・キヨサキ
資産と負債などを題材に、著者のお金に対する考え方を紹介する本です。日々の働き方やお金の使い方を考える入口として読めます。米国を背景にした話と、日本の税制や契約のルールは分けて考えてください。出版社の改訂版案内
9.『改訂版 お金は寝かせて増やしなさい』水瀬ケンイチ
インデックス投資の始め方、続け方、取り崩しなどを扱います。投資の仕組みを一通り知りたい人の候補です。改訂版には新NISAに関する内容が含まれますが、口座や商品を選ぶときは、その時点の制度と費用を確認しましょう。出版社の改訂版案内
投資には元本割れの可能性があります。本に登場する成功例と同じ結果を前提にせず、生活費や近く使うお金を確保したうえで考えてください。
日々の過ごし方や習慣を考える3冊
10.『精神科医が見つけた3つの幸福』樺沢紫苑
幸福をテーマに、日々の習慣や過ごし方を著者の視点で紹介する本です。仕事の成果だけでなく、暮らしの中で何を大切にしたいか考えるときの候補になります。出版社の内容紹介
11.『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』ケリー・マクゴニガル
ストレスの受け止め方に関心がある人の候補です。今つらい環境にいるなら、負担を減らしたり周囲に相談したりすることも大切にしながら、取り入れたい考え方を探してみましょう。出版社提供の書誌情報(文庫版)
12.『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』ジェームズ・クリアー
小さな行動を続けるために、始めるきっかけや周りの環境を整える方法を扱います。読書や片付けなど、始めても続きにくいことがあるときに選べる一冊です。やる気に頼るだけでなく、続けやすい環境をどう作るかに注目して読めます。出版社の内容紹介と目次
気分の落ち込みや不眠などで生活に支障がある場合は、本だけで解決しようとせず、医療機関や相談窓口を利用してください。読書は、必要な支援を受けながら楽しめます。
買う前に、目次と数ページを読んでみる
- 今知りたいことを一つ、短い言葉にする。
- 目次で、その話題の章を探す。
- 試し読みで、文章の長さや説明の仕方が自分に合うか確かめる。
- 紙、電子、音声のうち使いやすい形式を選ぶ。
図書館で借りられる場合もあります。同じ作品でも、文庫、改訂版、要約版、漫画版では内容や構成が違うことがあるため、書名・著者・版を確認しましょう。
電子書籍を探すならDMMブックスで書名を検索する、音声版を探すならaudiobook.jpで作品を探すから確認できます。いずれも広告リンクです。希望する作品の取り扱いと価格を確認し、定額プランを使う場合は対象作品かどうかも確かめてください。
購入と読み放題の違いは、電子書籍サービスを選ぶときの確認点でも紹介しています。
読んだあと、役立ちそうなことがあれば小さく試す
気になった箇所を一つメモして、「次の会議で相手の話を最後まで聞く」「明日の予定を3つ書く」など、具体的な場面に置き換えてみます。試して合わなければ方法を変えたり、やめたりして構いません。
感想を楽しむだけの読書や、途中で休む読み方もあります。本を読んですぐ変化がなかったからといって、自分の努力不足と決めつける必要はありません。
よくある質問
初心者はどの本から読むといいですか?
知りたいテーマから選び、試し読みで読みやすいと感じたものから始めてください。対話形式が好きなら『嫌われる勇気』、書き出す方法を試したいなら『ゼロ秒思考』など、形式でも選べます。
毎日、決まった時間を読まなければいけませんか?
読める時間に合わせて構いません。数ページずつ読む日も、休日にまとめて読む日もあって大丈夫です。睡眠など必要な時間を削らずに楽しんでください。
古い本でも参考になりますか?
考え方や事例からヒントを得る読み方ができます。ただし、制度、商品、働き方などは刊行当時と変わることがあります。今の手続きに使う情報は、最新の公式案内も確認しましょう。
読み放題に入るほうが安いですか?
読みたい本が対象か、個別に買うといくらかで変わります。冊数だけで決めず、対象作品、月額料金、更新日、解約方法を確認してから選んでください。
まずは、気になる1冊の目次から
12冊をまとめてそろえる必要はありません。今知りたいことに近い本を一つ選び、数ページ読んでみましょう。自分に合う文章や考え方との出会いを楽しんでください。

