元カレ・元カノともう一度付き合いたい。でも、連絡していいのか、しばらく離れたほうがいいのか迷う。そんなときは、相手が今も連絡を望んでいるかと、自分がどんな関係を望んでいるかを分けて考えてみてください。
相手の意思を尊重しながら、連絡を控える、生活を整える、お互いにやりとりを望んでいるなら話し合いを相談する、という選択肢を確かめていきましょう。
連絡してよいかは、相手の意思から考える
「会いたくない」「連絡しないで」と言われたときや、ブロックされているときは、連絡や訪問をやめてください。返事が来ていないときも、返事を求めるメッセージを重ねないようにしましょう。
- 別のアカウントや電話番号で連絡し直さない。
- 友人に伝言や説得を頼んだり、相手の近況を調べてもらったりしない。
- 家・職場・学校へ突然行くなど、「偶然の再会」を作ろうとしない。
返事がない理由や、SNSの投稿から相手の本心は分かりません。「今はタイミングが悪いだけ」と決めつけて、働きかけを続けないことが大切です。
警察庁のストーカー行為に関する案内でも、拒否されているのに復縁を求めたり、繰り返し連絡したりする行為が挙げられています。
荷物の返却や共同契約の精算が残っている場合は、恋愛の話とは分けて扱います。会う口実にせず、合意済みの連絡手段や、必要に応じて専門家を通じた方法で進めてください。
怖さや暴力があったなら、復縁より安全を優先する
暴力、脅し、行動の監視などがあった関係では、二人だけで会って解決しようとしないでください。「自分が変われば大丈夫」と抱え込まず、内閣府のデートDVの案内と相談先を利用する方法があります。
今まさに危害を受けそうなときは110番へ。緊急ではない安全の相談は、警察相談専用電話 #9110 や最寄りの警察署でできます。
未成年で、大人から秘密で会うように求められるなど不安があるときは、一人で会わず、信頼できる家族や先生に話してください。身近な人に話しづらいときは、24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310)でも相談できます。
戻りたい理由と、別れた理由を分けて考える
寂しさ、後悔、一緒に過ごした時間への愛着。「戻りたい」の中には、いくつかの気持ちが混ざっているかもしれません。どれか一つを正解にせず、今考えていることを短く書き出してみましょう。
- 相手のどんなところを、今も大切に思っているか。
- 付き合っていたとき、何がつらかったか。
- もう一度付き合うなら、何を変えたいか。自分だけが我慢する形にならないか。
別れた理由を振り返るときは、相手が実際に言ったことと、自分の想像を分けます。「仕事が忙しいと言われた」と「自分に魅力がなかったのだと思う」は、同じ事実ではありません。
自分に直したい行動があるなら、復縁のためだけでなく、これからの生活のために取り組めます。変わったことを相手に証明するために、会ったり連絡したりする必要はありません。相手にも、交際に応じる義務はありません。
冷却期間は「待てば戻れる日数」ではない
連絡を控えて気持ちを整理する時間を、冷却期間と呼ぶことがあります。ただ、何か月待てば復縁できる、という決まった期間はありません。時間がたっても、断られた連絡を再開してよい理由にはなりません。
SNSを見るたびに連絡したくなるなら、通知を切る、投稿を非表示にするなど、目に入る機会を減らす方法があります。相手に変化を見せるための投稿や、反応を試す駆け引きは必要ありません。
復縁するかどうかの答えを急ぐより、食事や睡眠、仕事・学校の予定を少しずつ整えていきましょう。相手に新しい交際相手がいる場合も、別れるよう働きかけたり、その関係が終わる前提で自分の生活を止めたりしないでください。
話し合いを相談するなら、断れる形で短く尋ねる
ここからの伝え方は、大人同士で、相手が連絡や話し合いを拒んでおらず、お互いにやりとりを望んでいる場合の例です。友人として返信してくれることと、復縁を望んでいることは別だと考えておきましょう。
話す機会を相談するなら、用事を作るより、話したいことを短く伝えます。例えば、次のような言い方です。
「前の交際について、少し話せたらと思っています。話したくなければ、断ってもらって大丈夫です」
話すことに同意してもらえても、復縁の約束ではありません。返事を急がせず、断られたら説得を重ねないでください。謝ることがあっても、拒まれた連絡を続ける理由にはなりません。
二人とも前の交際について話すことを望んでいるなら、復縁の話し合いで確認することを参考に、伝えたいことを準備できます。
断られた後は、自分の生活を支えることに目を向ける
「友達ではいたいけれど、付き合う気持ちはない」と言われたら、その答えを尊重してください。より強く好意を示すのではなく、友人関係を続けることが自分につらくないかを考えてみましょう。距離を置くこともできます。
気持ちをすぐに消す必要はありません。友人と食事をする、予定を一つ入れる、送らないメモに気持ちを書くなど、相手の返事以外に目を向けられる時間を作ってみてください。つらくなることは無理に続けなくて大丈夫です。
眠れない・食べられないなど生活に支障があるときは、一人で抱えず、身近な人や医療機関に相談してください。話せる人が見つからないときは、厚生労働省の電話・SNSなどの相談窓口一覧から選ぶ方法もあります。受付時間や対象は各窓口で確認できます。
占いの言葉と、相手本人の返事を分ける
占いで「相手はまだ好き」と言われても、それは相手本人の意思確認にはなりません。復縁を約束する言葉を信じて、有料の相談を続ける必要はありません。
国民生活センターは、占いでの高額な支払いを伴うトラブルについて注意を呼びかけています。不安をあおられたり、やめたいのに引き止められたりした場合は、追加で払う前に消費生活センターなどへ相談してください。
今日決めるのは、復縁の結論でなくてもかまいません。連絡を控える、考えていることを書き出す、誰かに話す。今の状況に合うことを一つ選んでみてください。

