元恋人と前の交際について話すことになったけれど、何から伝えればよいか迷う。まずは、自分の気持ち、別れにつながった出来事、これから変えたいことを分けて準備してみましょう。
この記事は、大人同士で、前の交際について話すことを二人とも望んでいる場合の会話の準備です。まだ連絡するか迷っている方は、連絡する前の確認と気持ちの整理を先にどうぞ。話す約束は、もう一度付き合う約束とは別です。
相手が連絡を断っている、ブロックしている、返事をしていない場合に、話し合いを働きかけ続けないでください。別のアカウント、友人の伝言、突然の訪問に切り替えることもしません。
暴力、脅し、行動の監視などがあった関係では、安全の確保を優先してください。二人だけで会って解決しようとせず、信頼できる人や支援窓口に相談しましょう。危険が迫っているときは110番です。
内閣府のデートDVの案内と相談先も利用できます。緊急ではない安全の相談は、#9110や最寄りの警察署へ。
話す日時・方法と、終える時間を決める
会うことになったら、日時や場所は双方が無理なく選べるようにしましょう。話したくないと言われたら、その場で説得を続けずに終えます。
会って話すか、電話などにするかも二人で相談できます。会う場合は自分で帰れる場所を選び、「今日は何時まで話せるか」も先に確認しておきましょう。
途中でつらくなったら、「今日はここまでにしたいです」と終えて構いません。相手にも同じように中断する選択があります。話し合いを最後まで続けることを約束の条件にしないでください。
伝えたいことをメモしておく
紙やメモに、次の3つを短く書いてみてください。相手を説得する材料ではなく、自分が望む関係を整理するためのメモです。
- 一緒にいてよかったことは何か。
- つらかったことや、別れにつながった出来事は何か。
- もし戻るなら、何が変わらないと同じことで困りそうか。
当日は全部を一度に読み上げなくても構いません。まず一つの出来事を取り上げ、「そのとき自分はどう感じたか」「今はどう考えているか」を自分の言葉で伝えます。相手の気持ちを代わりに説明しないようにしましょう。
次は気持ちの伝え方の一例です。自分の気持ちに合う言い方に変えてみてください。
「私はもう一度付き合いたい気持ちがあります。ただ、返事を急いでほしいわけではありません。今どう考えているか、話せる範囲で聞きたいです」
相手の話を聞き、謝罪と復縁の返事を分ける
相手が話しているときは、すぐに説明や反論を重ねず、話が区切れるまで聞いてみましょう。受け取り方が違ったら、「私はこういう意味で受け取っていたけれど、合っていますか」と確認できます。
謝ることがあるなら、自分がした具体的な行動と、これからどうするかを伝えます。例えば、「予定を変えたのに連絡しなくて、待たせてしまった。今後は変更が分かった時点で知らせたい」と、行動を言葉にします。
謝罪を聞くことと、許すこと、もう一度付き合うことは別です。謝ってもらっても、再交際に応じる必要はありません。自分が謝った場合も、謝罪と引き換えに許すことや復縁を求めないようにしましょう。話したくないことを聞き出す必要もありません。
お互いにやり直したいなら、付き合い方を具体的に確かめる
二人ともやり直したいと思ったら、別れにつながった問題について、具体的に何を変えられるか話し合います。「もっと大切にする」だけでなく、「忙しい日は連絡できないと先に伝える」など、生活の中で実行できる形にしてみましょう。
| テーマ | 確認すること |
|---|---|
| 連絡の頻度 | 無理なく続けられる頻度と、返信を急がせない約束 |
| 会う時間 | 会える頻度と、都合が合わないときの伝え方 |
| お金の使い方 | それぞれが無理なく負担できる金額 |
連絡頻度の希望や家事の分担など、話し合えることもあれば、結婚の希望や住む場所など、簡単には折り合わないこともあります。自分だけが我慢すれば続く関係になっていないかも見直してください。
連絡の約束を、スマホのチェックやパスワードの共有、居場所の監視に置き換えないでください。互いの友人関係や、一人で過ごす時間も尊重しましょう。
「気をつける」という言葉だけで決めにくいときは、無理なくできることと、今は約束できないことをそれぞれ確かめます。
復縁する・考える・戻らない、答えを確かめる
- 二人とも再交際したい:いつから付き合うつもりかを言葉にして確認する。家に行くことや体に触れることなどは、その都度相手の希望を確かめる。
- どちらかが考えたい:その場で期限を押しつけない。考えている間に連絡を取るかも相談し、決めた範囲を超えて催促しない。
- 戻る気持ちがない:説得や謝罪を繰り返して答えを変えようとせず、話を終える。
「今日はありがとう。また話せてよかった」という言葉だけでは、再交際に同意したかどうかは分かりません。相手が話すことを望んでいる範囲で確認し、返事がないときは追いかけないでください。
話してみて折り合わないことがあれば、戻らない選択もできます。一度「やり直したい」と言ったからといって、途中で気持ちを変えてはいけないわけではありません。
話した後に、考えがまとまらなかったり、悲しさが残ったりしても、自分を責める必要はありません。眠れない、食べられないなど生活への支障があるときは、一人で抱えず、身近な人や医療機関・相談窓口に話してください。
占いの答えより、二人が実際に話したことを大切にする
相手の本心や復縁できる日を、鑑定の言葉だけで確かめることはできません。有料サービスを使う場合は、料金単位と上限、終了方法を先に確認してください。「このままだと不幸になる」などと不安をあおられても、追加で申し込む必要はありません。
料金や勧誘で困ったときは、消費者ホットライン188へ相談できます。やり取りや請求内容が残っていれば、相談時に見せられるようにしておきましょう。国民生活センターの占いトラブルの注意喚起も参考になります。
無理なく話せる状態なら、最後に「今日決まったこと」と「まだ決めていないこと」を二人で確認しましょう。復縁するかは、その場の勢いや相手への遠慮で決めず、自分の希望も大切にしてください。

